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Dragon三号突撃砲初期型Vol.2
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準備的な工作を進めた後は、いよいよインテリアを組み込む準備をします。使用するキットはバーリンデンのタミヤ用のインテリアキットです。タミヤの三号突撃砲は、トーションバーなども無く、そのまま組み込めそうですが、Dragonのキットは、トーションバーなどもありそのまま組み込もうとすると結構大変です。戦闘室は、Dragonの物そのまま使いますので、移植する箇所は、前部のトランスミッションと後部エンジンのある箇所です。

前部は、トランスミッションの所から切断し戦闘室を貫くドライブシャフトの箇所にうまく繋がるようにすれば問題なさそうでしたので単純に切り取り現物あわせで削り込みながら調整していきました。問題はエンジンルームの方で、右上の写真のようになっているので薄く削っていってもトーションバーが邪魔して組み込めなかったです。

無い知恵を絞り、エンジンを載せるフレームの部分だけを削り、トーションバーが通る部分は実物通り貫通できるようにしました。貫通と言っても、貫通する穴のモールドを広げるだけです。完成後はまず見えないところですから(笑)。エンジン下部を通っているパイプ類も見えなくなるので省略しました。

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レジンパーツをリューターで削ると部屋にカスが舞い大変なことになるので掃除機を用意して、こまめに吸っていましたが、今回waveのHGルーター作業ボックスを試してみました。透明になっている箱の中で作業をするのですが、リューターを細かく動かすのは少々難ありで、落ち着いたスタイルは全面の透明部分を開けて作業しました。それでも、そのまま作業するより舞うホコリは少なくなったはずです(汗)。

調整しながらの削り作業と車体へのフィッティングを何度も行いながらうまく組み込めるまで作業を繰り返します。出来れば、インテリアキットをすっと組み込めれば、楽なのですが、インテリアの完成までに1車輌完成させるだけの時間がかかってしまい、自分の工作力を越えた作業は辛い物があります(笑)。

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バーリンデンのインテリアキットは、様々な種類の戦車用にありますが、思うのはどれもモールドが、もっさりしております。同じくCMKでも何種類かインテリアキットがありますが、こちらの方は、しっかりした感じでできればこれがあれば・・・と思うのですが、入手するのが難しかったりで、結局はバーリンデンのキットを使うことになります。もっさりはしていますが、それでも、ちらっと見るだけなら、コレで十分!なのでしょうか。それでも戦車にインテリアが、ぎっしり詰まっているのは男のロマンだと思います(笑)。

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トランスミッションとエンジンの位置が決まりましたら、エンジンルームの工作を進めていきます。組み込んでいって気づいたのですが、エアクリーナーが、後部の上部分と干渉してしまいました。

残念ですが、干渉部分をカットして完成後のつじつまを合わせることにしました。また、冷却水の交換システムのパイプも微妙だったので、それらしくでっち上げました。

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続いて戦闘室の工作を進めていきます。Dragonのキットの中には無線機のパーツが4種類ありましたが、手持ちの資料(アハトゥンクパンツァーとシュピルベルガーの本だけ(泣))では、4種類がセットされてる写真が見つからず、ネットで調べてみても、わからなかったので、3種類の無線機器を作ることにしました。無線機関係のことはアハトゥンクパンツァーの第7集に詳しく書かれていますので最近はそれを参考にしています。

装填手側は、UkwEe受信機と10W.S.c送信機の組み合わせと車長側は、アハトゥンクパンツァー第5集のレストア車輌の写真から師団ネット用のMwEC送受信機としました。変圧器は省略されている物の無線機の下に再現されており、ケーブルもそこへ向かうように作って見ました。コネクタ類は、プラ棒で0.3~0.4ミリの真鍮とソフトワイヤを使用し、それらしく仕上げましたが、コネクタは、相変わらずオーバースケールな感じで、今後もどうやってコネクターを再現するかが課題となっていますが、難題であります。また、MwEC送受信機に関しては、第7集のヴェスペ等に搭載されていたFu.Spr.fとも形状が違いますので、また色々調べてみたいと思います。

無線機の配置の変更に伴って、取り付け穴をうめて、そのまま接着するようにしました。

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砲弾ケースは、アップグレードパーツのそれをそのまま使います。パーツの形状は、バーリンデンのインテリアキットのエッチング製のそれと構成がとても似ており(笑)、どちらを使うか迷いましたが、純正のパーツだろうと期待して、Dragonの物を使用しました。組み立ては、ハンダで固定しました。完成後出来合の砲弾を入れたら完成だろうと思っていましたが、正面から入れてみますと途中でつかえてしまい、砲弾を一回り削って入れようかとも思いましたが、大変そうなので、砲弾の後ろは、プラ板をポンチでくりぬき、先端は、レジン製砲弾を先っぽだけ切断し、あたかも砲弾ケースに収まっているかのようにしました(笑)。

その他、砲手付近に設置されているスピーカーをそれらしく作り、配線も適当に行いました。無線機や、車内通話装置から、それぞれにどのようにヘッドフォンの接続が向かうなど細かいことは、わからず、想像もありますが、接続機器類は、第7集を参考にそれらしく作りました。

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戦闘室後ろ側は、バーリンデンのパーツとアハトゥンクパンツァーの現存車輌の写真などを参考にプラ板で工作をしました。排気ファンの横に車内通話装置を設置しましたが、実際はどこにあったかは不明なのですが、これもアハトゥンクパンツァーを参考にしてみました。

トランスミッション側は、操縦手の席の位置が微妙だったのでシートの下に前後移動のステーと称して適当にかさ上げして操縦手のクラッペと直線になるように少々左側に移動、ブレーキユニットから出ているパイプ?もうまくフィットするように真鍮棒とエポパテで作って見ましたが、走行ラインが違っており、残念な工作になってしまいました。戦闘室隔壁から左ブレーキユニット側にあるパイプもどこに繋がるかわからなかったので、少々長さを切り詰めたくらいで、そのままにしておきました。

操縦手の躁向レバーもわからなかったので、真鍮棒とプラ板でそれらしく作りました。バーリンデンのパーツは、レバーの基部が左右同じパーツでどう考えてもおかしいので使いませんでした。これは、前述のラジエター部分のファンベルトのパーツも左右同じパーツだったので無理な自作をしました。

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Dragonのこのキットは、上部のパーツ分けが実物と同様な感じになっており、ただ、上と下をかぶせていたのとは違い、感動しましたが、組むには大変かなと思いました(笑)。組み上がったパーツを仮組みしてみますと、予想通りエンジンはよく見えます。戦闘室上のパネルは、いつものようにネオジム磁石で取り外しできるようにしておいたので、完成後は開閉可能です。トランスミッション側は、トランスミッションも外せるようにしたかったのですが、前述のパイプのつながりが、わからなかったので今回は、ハッチから見えるだけにしました。(H27.01.15)