江差線の旅 2
 吉堀駅から次の神明駅までは駅間距離も長く13.2キロあり所要時間も22分ととても長いです。私の古い知識で駅間の長い区間というのは旧天北線の小石曲淵間で17.7キロあり25分ほどかかっていました。まあ、江差線吉堀神明間は通ってみてわかりますがここは峠になっており、パワーの無いキハ40は、峠をあえぎながら進むのでとてもゆっくりになります。途中はトンネル、鉄橋などもあり山岳地帯を縫うように進む感じです。
 地図で見ても駅が抜けているのではと錯覚を起こすくらい長い距離なのですが、沿線風景はとても変化に富んでおり併走する道道5号線も同じように縫うように進んでいます。列車の撮影をするとなるとおいしいポイントが沢山あり、楽しそうだなと思いました。
 長いなあと思いつつも窓を半分開け車窓を楽しめるので飽きることもありませんが、あまり外に窓を出すと生い茂る木に腕などが当たるので気をつけないといけません。当たると結構痛いです。その後神明駅に到着。
 その次の湯ノ岱駅で乗客の半分くらいが降りました。湯ノ岱駅は交換施設があり駅員さんも配置されています。前日に訪問した時には、狭い待合室内に数人いて、ゆっくり観察できなかったので駅員さんがいるのにも気づきませんでした。前知識無しの結果で反省していました。湯ノ岱駅は通票受け渡しがあり、今の時代とても貴重なシーンだなと思いました。
 江差までは平坦な箇所を進みます。沿線は農耕地が広がっており、上ノ国駅までは同じような光景ですが、宮越駅などは木造の駅舎でとてもいい感じでした。また湯ノ岱神明間には沿線を流れている天野川にちなんで天ノ川駅という駅のモニュメントのような物があるのが有名です。 
 桂岡駅、中須田駅とリサイクル駅舎のある駅を停車していき、上ノ国駅まで進みます。上ノ国駅から終点の江差までは左手に日本海を眺めながら進みます。途中右手に農作業の人がたくさん仕事をしているなと思ったら、かかしの大群でした(笑)。

江差駅に12:55に到着しました。折り返し13:07で木古内駅に戻ります。江差駅折り返しの短い時間でトイレなどを済ませますが、駅窓口には入場券や途中下車印などを求めてファンがたくさん並んでいました。私は前日に駅の写真を撮り終えていたので、トイレだけ行き、数枚写真を撮っただけで車内に戻りました。
 木古内までも1時間ほどで着きますが、のんびりすすむ江差線は景色に変化のある楽しい線でした。来年の今頃はもう列車は走っておらず、線路、駅舎などもほとんど撤去されてしまうのでしょう。上ノ国駅は商工会館の建物の一部なので、そのまま残るかなあと思っていますが、どうでしょう。湯ノ岱駅もバス転換した際に中間地点のターミナルとして残りそうな・・と勝手に推測しています。
 廃止までにはもう一度位江差線に乗車してみたいのですが、乗るなら秋くらいでしょうか。それでも週末や3連休中だとたくさんのファンで賑わっていそうですね。